マンチェのヘタウマバンド『The Stone Roses』

今日はストーン・ローゼズの12インチを2枚買いました、1万以上お金使った。こんばんは。

今日はその流れでストーン・ローゼズについてお話します。

 

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ストーン・ローゼズは1983年にイギリスのマンチェスターで結成された4人組ロックバンドです。

イアン・ブラウン(Vo.)(通称:マンチェスターのボス猿)

ジョン・スクワイア(Gt.)

マニ(Ba.)

レニ(Dr.)

1980年代のマッドチェスター・ムーヴメントを巻き起こした張本人です。

 

マッドチェスターって何?っていう話をしますね。

マッドチェスターとはだいたい1980年代から1990年頭くらいまでに流行した音楽スタイルです。手数が多いドラムが生み出すサイケなグルーヴが特徴なんじゃないでしょうか。自然と体が動いてしまいます。

 

ストーン・ローゼズはこのマッドチェスターの中でも特に人気だったようで、90年代に流行るブラーやオアシスを筆頭としたブリットポップの原型をつくりあげたと言われています。ブラーの1stを聴けば分かりますが明らかに影響を受けているサウンドです。絶大な人気だったことがわかります。俺は音楽と関係ないけど個人的にドラムのレニがいつもかぶってるバケットハットが好きでよく真似します

 

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キャリアの途中で所属レーベルを何度か渡り歩いていますが、最初のレーベルと衝突があったらしく、会社に4人とそのマネージャーとで襲撃して青と白もペンキをぶちまけて逮捕されたという話が有名です。バンドとしてはこの上ないネタ話なんではないでしょうか。

 

そんな有名バンドですが下手くそとも言われています。厳密に言えばボーカルが音痴気味ですね。楽器隊はむしろとてもレベルの高い演奏をしている印象です。特にレニのドラムはかなり痺れます。イアン・ブラウンの歌声は不安定気味です。解散直前の96年のレディングでは音を外しすぎて大ブーイングが起きたらしいです。僕も去年武道館にライブを見に行きましたがBegging Youの時の音痴さは凄かったです(笑)。こんなこともあり一部では「ストーン・ローゼズは過大評価されている」という人間もいるようです。

また活動期間も短く、アルバムは『THE STONE ROSES』『Second Coming』の二枚しか出していません。ただこのアルバム、名盤と言わざるを得ません。

耳に残るジョンのギターリフに安定したリズム隊、気の抜けたイアンの声が絶妙に調和しているんですよねー。最高です。これを聴くとき僕はだいたい踊りますね。

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解散後はそれぞれ活動を続けていましたが2011年に再結成して、2016年あたりからは精力的にギグをこなしていましたが、ライブをするために立ち上げた運営が破産してしまい現在は事実上ライブができないという状況みたいです。生きてる間にもう一回は見ておきたいなぁ。

 

代表曲は『She Bangs The Drums』『I Wanna Be Adored』『Love Spreads』『Waterfall』などです。曲がそんなに多くないので正直どれも有名です。個人的には上以外だと『One Love』『Tears』『Begging You』『Fools Gold』『I Am The Resurrection』『Elephant Stone』です。もう全部聴いてみるのがいいと思います。

The Stone Roses - I Wanna Be Adored - YouTube

The Stone Roses - Love Spreads - YouTube

The Stone Roses - Fools Gold (Video) - YouTube

 

ストーン・ローゼズに限りませんがマンチェスターの音楽は本当に魅力的です。一通り聴いてみてはいかがでしょうか?